2025年1月9日木曜日

☆国籍違いのステップファミリー☆

 ☆モラハラ出現☆の続きです+++

友達は結局この男性とは正式にお別れをして、
今はまた新たな出会いを探しているところ。
正直変に粘着されずに済んでよかったかもしれない。
友達はあたし以外の友人知人からも『絶対別れた方がいい』と言われ、
自分の違和感が正しかったことを再認識したようだった。

あたしは友達にモラハラ男との結婚が大変だということを
あたしの現状を踏まえて必死に熱弁した。
もしこの友達が仮にこのモラ男と結婚した場合、
たとえこのモラ男が結婚後劇的にいい人に変わったとしても、
たぶん結婚数か月で生活は破綻するとかなり厳しいことを言った。
それは、このモラ男には死別した前妻との子どもがいて、
友達にはそのことについて知り合った当初に話していたらしいけど、
この連れ子との関係構築が何よりも大変だということに気付いていなかった。

実はこのモラ男は日本に住む外国人で、仕事のため単身日本に来て働いている。
友達はモラ男の母国語を勉強しているため《言語交換》がきっかけで知り合った。
モラ男は日本で生活できるだけの日本語力を持っているけど、
子どもは日本語ができないため、今は母国でモラ男両親が面倒を見ているという。
もし友達と結婚したら、子どもを日本に呼び寄せて生活させるつもりだった。

あたしは義家族のせいで子どもに日本語で話すことを禁じられていたので、
中国語で子どもとはコミュニケーションをとっているけど、正直しんどい。
自分の子どもだから関係性が成立して何とか生活できているものの、
後妻となって面倒を見るのも大変なのに外国人…では相当な猛者でないとできない。
友達のモラ男母国語レベルが如何ほどなものか、あたしには分からないけど、
自分が外国語での子育てで疲弊していることを必死に伝えても
『大変ってのはわかった~』と軽い反応だったから、かなり心配はしていた。

モラ男が『遊び歩く時間があるならモラ男母国語の勉強しろ』的なことを
常に友達に言っていたらしく、友達はそこでも違和感を持ったという。
そのたびに友達は、自分は家政婦かシッター要員のために利用されてると感じた。
先に身の上話をしてくれたから…と友達はモラ男のことを少し評価していたけど、
本当に友達を大切にしてくれる男性であればもう少し違った対応をするはず。

日本人同士であってもステップファミリーは大変だと思う。
それを言葉も文化も異なる外国人の方と関係を構築するのは想像できない。
台湾で知り合った日本女性でこの境遇の方が数人いらっしゃるが、
ステップファミリーとして前妻とのお子さんたちともうまく関係を築かれている。
でも、皆さん中国語が堪能なことと子どもの相手に慣れていた背景があるからで、
中には配偶者の助けなくワンオペ状態で自分が生んだ子と一緒に育てたという方もいる。
もし自分だったら――あたしはたぶん完全に逃げ出していたと思う。

モラ男に利用される前に友達が別れを選択できてよかったと思う。
モラハラ夫になるような奴は基本的には結婚前に本性は隠すというので、
たぶん友達とお付き合いしたモラ男は『まだ』マシかもしれない。
結婚前に自分の本性をさらけ出し、友達に気づかせることができたんだから。
今は、台湾から友達の良縁を祈り続けるだけ。





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